電動ノコギリ

今回ご紹介するのは電動ノコギリです。電動ノコギリというと、ノコギリ状の刃(ノコ刃)を使う電動工具を広く指す場合もありますが、狭い意味では、刃を前後に往復運動させることで木材などの材料を切断する工具を指します。この記事でも、このタイプの電動ノコギリを扱います。

ちなみに、円盤状のノコ刃を使う電動工具を丸ノコ、細めのノコ刃を上下に動かす電動工具をジグソーといいます。むしろ、電動ノコギリというと丸ノコやジグソーを思い浮かべる人も多いかもしれません。これらについては今後公開する記事でご紹介する予定です。

丸ノコの記事では、一般的なコード式・充電式丸ノコのほか、切り粉を吸い込みながら作業ができる集じん丸ノコ、丸ノコがベース・アームに固定された卓上丸ノコ・スライド丸ノコといった特徴のある製品もご紹介しています。丸ノコは、かなりの回転数があるので、初心者には怖い道具かもしれませんが、角度をつけた傾斜切断もできる便利な電動工具です。DIYでも大活躍する道具ですから、少しでも興味がある方は、記事だけでも見てみてください。

ジグソーは、曲線や円弧を切るのに便利で、電動ノコギリよりも複雑で精密な加工ができます。ジグソーと比べると、電動ノコギリは少し大雑把な感じの作業に手軽に使う電動工具という位置づけになります。

さて、この記事でご紹介する電動ノコギリのことは、レシプロソーセーバーソー(セーバソー)といった呼び方をすることもあります。刃を交換することができて、木材以外にも、金属やプラスチックなど様々な素材に対応することができる、用途の広い電動工具です。木工・金工以外にも、庭木の剪定、粗大ゴミの解体などにも使えます。

様々な用途に使えるのですが、ただ単純にまっすぐに切る場合には丸ノコの方が向いていますし、精度の高い加工をする場合はジグソーの方が向いています。使い方や使う人の技術にもよりますが、基本的には直線を切る作業や高い精度で切る作業には、電動ノコギリは最適の道具ではありません。

一方で、電動ノコギリは上向きや横向きで作業したりすることもできますし、作業台なども必要ありませんから、手軽に色々な場所で使うことができます。使い方によっては非常に便利な機械です。

マキタや日立工機、ボッシュやブラックアンドデッカーなど、国内外を問わず多くのメーカーから様々な製品が販売されていますから、以下の選び方も参考にして、自分に合った製品を見つけてください。



【プロ用からDIY、粗大ゴミの解体まで便利に使える!】電動ノコギリの選び方

レシプロソー

電動ノコギリは用途の広い電動工具ですから、自分に合ったものを選ぶことがとても重要になります。以下の選び方を是非参考にしてください。

【使う場所と用途に合った選択を!】バッテリー式と電源コード式

まず最初に選択するものの一つに、電源方式があります。バッテリー式と電源コード式です。これは使う場所と用途に合わせて選ぶことが重要です。

それぞれの特徴としては、バッテリー式はコードがないため、取り回しが良くなります。もちろん電源がない場所でも使えますから、屋外での作業にも適しています。一方で、バッテリー切れで作業が出来なかったり、バッテリー残量が減ることによるパワーダウンの心配があります。

これに対して、電源コード式は、安定して長時間の作業ができます。電源がないところでは使えませんが、自宅の庭先程度なら延長コードで対応することも可能です。ただ作業中にコードが邪魔になるのは我慢しなければなりません。ちなみに、以下の記事でAC100Vとあるのは、電源コード式のことを指しています。

またバッテリー式と電源コード式では、バッテリー式の方が価格が高くなります。最近の電動工具は高性能のリチウムイオンバッテリーを搭載したものが多いのですが、バッテリー自体が高価なものなので、製品の値段もその分高くなるのです。

ただバッテリーは、同じメーカーの電動工具同士であれば互換性がある場合が多いので、すでに他の電動工具を持っている場合は同じメーカーの製品を購入すれば、バッテリーなしの本体のみを購入することも可能です。この場合、かなり費用を抑えることができます。

以下のおすすめ製品の紹介では、バッテリー付きのモデルをご紹介していますから、本体のみであればもっと低価格で購入できるものもあります。

【どんな素材をどのくらい切れる?】切断能力をチェック!

製品の切断能力もチェックしておきましょう。製品のスペックを確認すると、例えば「木材:厚さ50mm 塩ビパイプ:外径120mm」といったように、いくつか例を挙げて説明されています。

もっとも、これらの数字は「最大でこれくらいまで切れる」というものなので、スムーズに作業をするためには、少し余裕を持って選ぶようにしましょう。

また切断能力に関わる数字としては、ストローク数とストローク長(ストローク幅)というものもあります。ストローク数は、1分間に何回刃を前後させる能力があるか、ストローク長は、1回のストロークでどのくらいの長さで刃が動くかという数字です。

ストローク数は多いほど早く素材を切ることができることになりますが、例えば、プラスチック素材の場合は早く刃を動かし過ぎると、生じる摩擦熱で素材が溶けてしまい上手く切れません。このように、ストローク数は切る素材に合わせて調節して使うものなので、最大ストロークは必ずしも製品の使いやすさには直結しませんから、あまり気にし過ぎないほうがいいでしょう。

ストローク長は、思ったよりも重要な数値です。厚めの木材を切るような場合に顕著なのですが、ストローク長が短い製品で切ろうとすると、切りくずが切っている溝にはまって、上手く切れません。切りくずをしっかり排出しながら切るためには、ストローク長の長い製品が良いのです。もちろん1回のストロークで刃が動く長さが長いということは、単純に切るスピードが早いことにもつながります。

もっともストロークが長いということは、それだけ内部機構の長さも必要になるということなので、製品自体が大きくなります。無駄に大きな製品は使いにくいので、どのくらいのストローク長の製品を購入するかは、製品全体の大きさとも考え合わせて決めてください。

ただストローク数やストローク長がどのくらい使い心地に関わるのか良く分からないという場合は、最初にご説明した切断能力の方を重視して決めてしまっても基本的には問題ありません。

なお電動ノコギリが良く切れるかどうかは刃の性能にも大きく左右されます。特に安価な製品を購入した場合には、刃だけでも高級なものに交換すると、切れ味が格段に上がることがありますから、覚えておいてください。交換する刃にはいくつかの規格がありますが、同じ規格の刃であればメーカーに関係なく使用することができます。

【小型になると用途も増える!】製品のサイズ・重さの選び方は?

電動ノコギリには、大きく分けて2つのタイプがあります。両手で持つタイプの大型のものと、片手でも持てるコンパクトなタイプです。家庭用としては手軽に使えて、収納場所も取らないコンパクトなタイプの方が便利なことが多いと思います。

製品のサイズは、基本的には小さい方が取り回しが良く使いやすくなりますが、切断能力は大きな製品の方が高い場合が多いので、必要とする切断能力に応じて、製品の大きさはある程度決まってしまいます。切断能力の面で違いがあまりないときは、できるだけ小さくて軽い製品を選ぶようにすると良いでしょう。

またコンパクトな製品には特有の利点があります。電動ノコギリというのは、手で引く普通のノコギリと違って、本体と刃の長さが入るスペースがあれば切断作業を行うことができます。手引きのノコギリ以上に、狭い場所での作業に向いているのです。本格的なDIYをする人で、例えば床下収納を自分で作りたいといった人は、小型の電動ノコギリがあると、作業がグッと楽になります。

【お気に入りの製品を見つけよう!】電動ノコギリのおすすめ人気製品ランキング

プロ用からDIY用のものまで、様々なタイプの製品をご紹介しています。自分の用途に合った製品はないか、是非探してみてください。

第20位 STANLEY レシプロソー STCT1820DK

STANLEYレシプロソーSTCT1820DK

ストローク数(回/分) 0~3,000
ストローク長 25mm
切断能力 木工:180mm パイプ:110mm
電源 18V(2.0Ah)リチウムイオンバッテリ
サイズ(長さ×幅×高さ) 370×80×180mm(バッテリ含む)
質量 2.0kg(バッテリ含む)

工具メーカー「スタンレー」の電動工具

STANLEYレシプロソーSTCT1820DK木工

スタンレーは150年以上の歴史のある工具ブランドですが、新たに電動工具の分野にも進出しました。電動工具メーカーは、それぞれにイメージカラーがあり、プロ用とDIY用の2パターンがあるところが多いのですが、スタンレーのイメージカラーはイエローです。

電動工具の分野では新興メーカーなので、製品の評価はこれからといった感じですが、スペック上は、他の一流メーカーと比べても引けを取るものではありません。バッテリー容量が2Ahで、プロ用としては少なめですが、家庭用としては問題ないでしょう。

18Vの本格的な電動ノコギリとしては全長が短めで本体重量も軽めなので、取り回しが良さそうですし、同程度の性能の他社製のものと比べると安価なのも魅力です。

第19位 マキタ 充電式レシプロソー JR360DPG2

マキタ充電式レシプロソーJR360DPG2

ストローク数(回/分) 低速:0~2,300 高速:0~3,000
ストローク長 32mm
切断能力 木材:厚さ255mm パイプ:外径130mm
電源 18V(6.0Ah)リチウムイオンバッテリー×2
サイズ(長さ×幅×高さ) 449×116×243mm
質量 4.6kg(バッテリー含む)

マキタ製電動ノコギリのハイエンドモデル

18Vバッテリ2個搭載することで36Vに相当するパワーを発揮する、マキタ製の電動ノコギリのハイエンドモデルです。マキタは、一般的な知名度はそれほどではないかもしれませんが、電動工具の分野では世界でも有数の企業です。プロ用の電動工具でも高い信頼性を誇っていて、この製品もプロ仕様です。

高い切断スピードとパワーがあり、耐久性も高い、プロが使用するものの中でも最高級のものです。その分、価格も高いものですし、素人が家庭で使うにはもったいないくらいのレベルの製品なので、おすすめランキングとしては順位を低めにしています。

多少価格は高くても高品質の製品が欲しい人、プロ並にハードに電動ノコギリを使用するセミプロ級の人におすすめです。

第18位 ボッシュ セーバーソー GSA1200PE

ボッシュセーバーソーGSA1200PE

ストローク数(回/分) 0~2,900
ストローク長 28mm
切断能力 木材:220mm パイプ:175mm 軟鋼板:20mm
電源 AC100V
サイズ(長さ×幅×高さ) 470×170mm
質量 4.1kg

常時作動するオービタル機構で切断スピードが早い

ボッシュセーバーソーGSA1200PE木工

ボッシュは100年以上の歴史があるドイツの企業です。自動車用パーツなどを製造しており、電動工具の分野でも有名です。世界の50カ国以上に製造拠点・営業拠点を置く、グローバル企業です。

この製品は、ボッシュのプロ用の電動ノコギリで、オービタル機構が搭載されているため、切断スピードが早いことに特徴があります。オービタル機構というのは、刃を前後だけでなく上下にも運動させることで、切断の速度を高めることができるものです。ジグソーでは多くの機種に搭載されています。

本来はプロ用で、大きく重い製品なので、家庭用としては使いにくいかもしれませんが、太めの木材などもガンガン切っていくことができます。パワフルでタフな製品を欲しい人におすすめします。

第17位 ブラックアンドデッカー 電動式ノコギリ/ジグソー

ブラックアンドデッカー電動ノコギリジグソーKS900G

ストローク数(回/分) 0~5,500
ストローク長 10mm
切断能力 木工:100×100mm角 金工:3.5mm厚
電源 AC100V
サイズ(長さ×幅×高さ) 270×75×200mm
質量 2.0kg

ジグソーとしても使える1台2役

ブラックアンドデッカー電動ノコギリジグソーKS900Gジグソー時

ブラッアンドデッカーは、アメリカの企業です。100年あまりの歴史がある企業で、様々なDIY用電動工具を製造・販売しています。

この製品は、1台2役でジグソーとしても使える電動ノコギリです。ジグソーとして使うときには、刃をジグソー用のものに交換して、上の写真のように90度回転させてジグソーモードにして使います。

この製品のように複数の工具の機能を兼ね備えた製品は、正直に言って、それぞれの専用の工具ほどは使い勝手が良くないのが普通です。

この製品の場合も、専用のジグソーほど使いやすくはないかもしれません。しかし、DIY用にいくつもの電動工具を揃えるのは、費用や保管場所の問題があります。DIY用としてであれば、こういった複数の機能を持った製品は便利でおすすめです。

第16位 日立工機 18Vコードレスセーバソー CR18DBL

日立工機18VコードレスセーバソーCR18DBL

ストローク数(回/分) 低速:0~1,600 中速:0~2,300 高速:0~2,500
ストローク長 32mm
切断能力 軟鋼パイプ:外径130mm 塩ビパイプ:外径130mm 木材:厚さ120mm 軟鋼板:厚さ19mm
電源 18V(6.0Ah)リチウムイオンバッテリー
サイズ(長さ×幅×高さ) 435×83×230mm
質量 3.4kg(バッテリー含む)

用途に応じて、最大ストローク数の変更が可能

日立工機も電動工具の分野ではメジャーなメーカーの一つです。プロ用はもちろん、DIY用にも多くの電動工具をラインナップしています。この製品は、プロ用として販売されているものの一つです。

製品の特徴としては、切断する素材に合わせて最大ストローク数が調節できることが挙げられます。例えば、プラスチックのような素材はストローク数が高すぎると摩擦熱で素材を溶かしてしまうので低速で。このような心配がない木材や石こうボートは高速。高速でカットすると刃を痛めやすい鉄パイプやアルミは中速でといった具合です。

作業中にかかる負荷に応じてストローク数を自動的に変更するオートモードも搭載していますから、電動ノコギリを扱った経験が少ない人でも効率的な作業をすることが可能です。

 

第15位 パナソニック レシプロソー EZ45A1PN2G

パナソニックレシプロソーEZ45A1PN2G

ストローク数(回/分) 0~2,800
ストローク長 28mm
切断能力 金属管:直径130mm 木材:直径235mm
電源 18V(3.0Ah)リチウムイオンバッテリー
サイズ(長さ×幅×高さ) 460×87×194mm(バッテリー含む)
質量 3.2kg(バッテリー含む)

14.4Vのバッテリも使用可能なデュアルシリーズ

パナソニックレシプロソーEZ45A1PN2G配管の切断

あまりイメージがない人も多いかもしれませんが、パナソニックはプロ用の電動工具の製造販売も行っています。この製品は「Dual デュアルシリーズ」のラインナップの一つで、18Vと14.4Vの2種類のバッテリの双方が使えるタイプです。

この製品だけを使う場合には、あまり大きな利点とはなりませんが、パナソニックの電動工具を複数所持している人には、バッテリーの互換性が高いので便利です。この製品に付属するのは3.0Ahのものですが、作業時間がもっと欲しい人には5.0Ahの高容量のタイプもあります。

またバッテリが最初から2個付属しているので、予備のバッテリを準備しておけば、電池切れで困ることもありません。本体の性能としても、切断スピードが早く、防塵・防水性能も高いなど、十分なものを持っています。価格が高いのが難点ですが、その分の性能は持っている製品です。

第14位 日立工機 10.8Vコードレスミニソー FCJ10DL

日立工機10.8VコードレスミニソーFCJ10DL

ストローク数(回/分) 0~2,700
ストローク長 13mm
切断能力 木材:50mm 軟鋼材:4mm
電源 10.8V(1.5Ah)リチウムイオンバッテリー
サイズ(長さ×幅×高さ) 345mm
質量 1.2kg(バッテリー含む)

ジグソー用ブレードが使える小型電動ノコギリ

日立工機がDIY用として製造販売している小型の電動ノコギリ。ジグソー用の刃を使用するタイプなので、すでにジグソーをお持ちの方や、これから購入しようとお考えの方は兼用することができて便利です。

ジグソー用の刃には、木材用のほか、鋼材用、ステンレス用、合成樹脂用、FRP用などがありますから、幅広い用途に使用することができます。

ここまでにご紹介してきたプロ用の電動ノコギリと比較するとパワーの面では劣ることは否定できませんが、家庭用・DIY用としては十分な性能です。

第13位 高儀 充電式電気のこぎり DN-110Li

高儀充電式電気のこぎりDN-110Li

ストローク数(回/分) 約0~2,300
ストローク長 約13mm
切断能力 木材:55mm 塩ビパイプ:60mm 軟鉄パイプ:32mm 軟鉄材:2mm厚
電源 14.4V(1.3Ah)リチウムイオンバッテリー
サイズ(長さ×幅×高さ) 405×175×170mm
質量 1.3kg

高コスパで人気の高儀の電動ノコギリ

高儀充電式電気のこぎりDN-110Li枝切り

高儀(タカギ)は、高い品質の製品を低価格で販売していて、DIY用の電動工具などで人気を集めているメーカーです。この製品も、14.4Vのパワーのある製品としては、かなりの低価格です。

電池容量は1.3Ahで、他社が販売しているプロ用工具と比べると低容量ですが、作業量は、2×4(ツーバイフォー)木材が約40本切断できるとのことですから、家庭で普通に使用する分には電池切れになる心配はあまりないでしょう。もちろん必要であれば、バッテリーを追加で購入することもできます。

木工用、塩ビ/PC用、鉄工用の3本のブレードが最初から付属しているので、買ったその日から様々な用途に使用することができます。ある程度パワーがある製品を低価格で買いたいという人にピッタリの高コスパの製品です。

第12位 リョービ 充電式小型レシプロソー BSK-1100

リョービ充電式小型レシプロソーBSK1100

ストローク数(回/分) 0~2,700
ストローク長 14mm
切断能力 木材:50mm 塩ビパイプ:50mm
電源 10.8V(1.5Ah)リチウムイオンバッテリー
サイズ(長さ×幅×高さ) 325×64×264mm
質量 1.4kg(バッテリー含む)

ハンドルの角度が調節できて作業がしやすい

リョービ充電式小型レシプロソーBSK1100壁の穴あけ

RYOBI(リョービ)は、プロ用・DIY用の電動工具やガーデン機器などを製造販売しているメーカーです。マキタや日立工機の製品と比べると、性能的にトップクラスのものを販売しているわけではありませんが、その分手頃な価格の製品が多く、特にDIY用の電動工具では人気があるメーカーです。

この製品は、それほどパワーがあるものではありませんが、小型・軽量で取り回しが良くなっていますから、用途によってはとても便利に使えます。またハンドルの向きが3段階に調節可能です。0度~80度の範囲で調節できるので、ほぼ直角に曲げた状態から、ほぼ直線に伸ばした状態まで動かせます。作業する場所に応じて角度を変更することで、作業がやりやすくなる設計です。

プロ用として販売されている製品ですが、それほど価格は高くありませんし、DIY用としてもおすすめです。一般的なハンディタイプの電動ノコギリではもの足りないという人にピッタリの製品です。

第11位 ボッシュ コードレスのこぎりKeo

ボッシュコードレスのこぎりKeo

ストローク数(回/分) 0~1,800
ストローク長 20mm
切断能力 木材:60mm(Aグリップあり) 木材:80mm(Aグリップなし) 軟鋼材:3.2mm(Aグリップなし)
電源 10.8V(1.3Ah)リチウムイオンバッテリー
サイズ(長さ×幅×高さ) 350×60×140mm
質量 1.1kg(バッテリー含む)

枝の剪定に便利なAグリップ付き

ボッシュコードレスのこぎりKeoAグリップ使用

枝の剪定に特に威力を発揮する電動ノコギリです。上の写真のような枝を押さえるパーツ(Aグリップ)が付いているので、片手でも枝を剪定する作業を行うことができます。Aグリップは必要ないときは外すことができますし、着脱は工具などを使うことなく固定レバーをスライドさせるだけで簡単に行えます。

実際に使用した人のレビューの評価を見ても、「庭木の手入れに便利」といった声が多く、Amazonレビューでは約80%が星4つ以上の評価をしています(2017年12月現在)。

また切断作業時に刃が受ける負荷が大きいときには、自動的にストロークスピードを最大70%上げるオートターボ機能が搭載されているので、軽快に作業ができます。庭木の手入れを主な用途として電動ノコギリの購入をお考えの方には特におすすめしたい製品です。

第10位 日立工機 電子セーバソー CR13VBY2

日立工機電子セーバソーCR13VBY2

ストローク数(回/分) 0~3,000
ストローク長 32mm
切断能力 鋼管:外径130mm 塩ビパイプ:外径130mm 木材:厚さ120mm 軟鋼材:厚さ19mm
電源 AC100V
サイズ(長さ×幅×高さ) 465×103×167mm
質量 4.5kg

スイングカット機構搭載で作業スピードアップ

日立工機のプロ用電動ノコギリ。カウンターウェイトで作業時の振動を低減する機能や独自の軸受構造による高耐久性といったプロ用にふさわしい長時間・長期間の使用に耐える設計がなされています。

切断作業の際には、刃が前後にだけ動くストレート切断と、上下にも動くスイング切断を切り替えることができます。ストレート切断は、精度が高い切断ができ切断面がきれいに仕上がります。スイング切断は木材のような軟質素材にしか使えませんが、切断スピードが上がります。精度と効率どちらを優先するかによって使い分けることが可能です。

また最大ストローク数はダイヤル操作で設定でき、切断素材に合わせたスピードで作業することができます。プロ用として充実した機能を有する製品ですが、プロ用として販売されているとしては比較的安価なので、高機能の製品が欲しい方にはDIY用としてもおすすめできます。

第9位 マキタ 充電式レシプロソー JR101DW

マキタ充電式レシプロソーJR101DW

ストローク数(回/分) 0~3,300
ストローク長 13mm
切断能力 パイプ:直径50mm 木材:50mm
電源 10.8V(1.3Ah)リチウムイオンバッテリー
サイズ(長さ×幅×高さ) 355×63×146mm
質量 1.1kg

2つのスイッチと2種類の刃で用途が広い

マキタ充電式レシプロソーJR101DW付属品

この製品には2つのスイッチが付いています。トリガスイッチとパドルスイッチです。トリガスイッチは銃の引き金のような位置にあり、上向きで高いところを切る場合や狭い場所での作業に便利です。パドルスイッチは本体の下の方にあり、本体全体をしっかり掴んで使うときや、力を入れて持ちたいときに便利です。

そしてこの製品は、アタッチメントを使わなくても、レシプロソー用の刃とジグソー用の刃の双方が使える設計になっています。様々な替刃が使えるので、作業の幅が広がります。

コンパクトタイプなので、特にパワフルな製品ではありませんが、日常的な作業には十分です。様々な用途で使える便利な電動ノコギリです。

第8位 YARD FORCE 高枝切り電動のこぎり

YARDFORCE高枝切り電動のこぎり

ストローク数(回/分) 0~3,000
ストローク長 約13mm
切断能力 枝:直径100mm
電源 12Vバッテリー
サイズ(長さ×幅×高さ) ××mm
質量 約1.1kg(ポール装着時は約1.6kg)

ポール付きで高いところの枝も刈れる

YARDFORCE高枝切り電動のこぎり高枝切り

珍しいポール付きの電動ノコギリです。約2mの長さのポールなので、かなり高いところの枝も切断することができます。背の高い庭木の手入れに便利な製品です。

ただし、電動ノコギリは刃を前後に動かすことで枝を切断するので、よくしなる細い枝は、しなるだけで上手く切断することができません。太めの枝を根元からカットするような場合に、この製品は最も活躍します。

同様に高いところの枝を切る電動工具には、高枝切りチェーンソーもあります。チェーンソーの場合、刃は一方向に動くだけなので、電動ノコギリよりも枝のしなりによる影響は小さくなります。

もっともチェーンソーは電動ノコギリよりも手入れが面倒ですし、使い慣れない人には恐怖心もあると思います。手軽に使える高枝切りの電動工具が欲しいという人には、こちらの製品をおすすめします。

第7位 新興製作所 電気のこぎり ARS-180

新興製作所電気のこぎりARS180A

ストローク数(回/分) 0~3,700
ストローク長 10mm
切断能力 植木の剪定:外径65mm 木材:厚さ60mm 塩ビパイプ:外径120mm 軟鋼材:厚さ3.5mm
電源 AC100V
サイズ(長さ×幅×高さ) 410×60×120mm
質量 1.45kg

コスパに優れた新興製作所の電動ノコギリ

新興製作所電気のこぎりARS180A木材の切断

メーカーの新興製作所は、コストパフォーマンスの良い電動工具を販売していることで知られています。この製品もコスパの良いものです。

片手でも持ちやすいデザインで、重量は1.5kg弱、価格とのバランスを考えるとお得な製品といえます。最初から3種類のブレードがセットになっていて、木材・庭木の剪定用、木材・合成樹脂・竹等の切断用、軟鉄材・非鉄の切断用の各ブレードがあります。

購入したときから、様々な用途に便利に使える電動ノコギリです。

第6位 ブラックアンドデッカー 6V充電式ハンディソー CHS6000

ブラックアンドデッカー6V充電式ハンディソーCHS6000

ストローク数(回/分) 1,850
ストローク長 13mm
切断能力 木工:25mm厚 金工:2mm厚
電源 6V(1.2Ah)ニカドバッテリー
サイズ(長さ×幅×高さ) 305×48×66mm
質量 0.8kg(バッテリー含む)

業界最小クラスの電動ノコギリ

ブラックアンドデッカー6V充電式ハンディソーCHS6000趣味の木工

小型軽量の電動ノコギリです。ハンディタイプの電動ノコギリにも色々な製品がありますが、これは特に小さいものです。また重さも軽く、今回ご紹介している製品の中でも1kgを切る重さのものは、これだけです。

もっともストローク数の調節ができなかったり、充電時間が6時間で最近の製品としては長めだったりと、高機能の製品ではありません。これ一つで様々な用途に使いたいと思うと、少しもの足りない製品かもしれません。

なによりも小型で軽量であることに特徴がある製品ですから、この点に魅力を感じる人におすすめです。なおジグソーの刃を使うタイプの製品で、電動ノコギリ用(レシプロソー用)の刃は使えませんから、替え刃を購入する際にはご注意ください。

第5位 リョービ 小型レシプロソー RJK-120(ケースなし)

リョービ小型レシプロソーRJK120

ストローク数(回/分) 0~5,000
ストローク長 10mm
切断能力 塩ビパイプ:直径120mm 木材:55mm 軟鋼材:3.5mm
電源 AC100V
サイズ(長さ×幅×高さ) 320×70×103mm
質量 1.2kg

小型で使いやすい人気商品

リョービ小型レシプロソーRJK120天井を切る

小型で使いやすい電動ノコギリです。Amazonのレビューでは、90%が星4つ以上(70%は星5つ)という高評価を獲得しています。電動ノコギリの定番商品の一つと言っていいでしょう。

小型で軽量なので、片手でも無理なく扱うことができ、とても便利です。難点としては刃の付け外しに六角レンチが必要でワンタッチ式にはなっていないこと(六角レンチは付属しますので別途購入の必要はありません)、電源コード式で電源が確保できない場所では使用できないことがあります。

欠点もないわけではありませんが、プロも愛用する人気商品です。

第4位 ボッシュ 電気のこぎり PFZ500E

ボッシュ電気のこぎりPFZ500E

ストローク数(回/分) 0~2,700
ストローク長 23mm
切断能力 木材:外径150mm プラスチックパイプ:外径150mm 非鉄金属:18mm 軟鋼板:10mm
電源 AC100V
サイズ(長さ×幅×高さ) 190×67×245mm
質量 2.0kg

人間工学に基づいた使いやすいデザイン

ボッシュ電気のこぎりPFZ500E使用の様子

少し変わったデザインをした電動ノコギリです。このデザインは、人間工学に基づいたエルゴノミクスデザインによるものです。なお人間工学(エルゴノミクス)というのは、使う人の使いやすさや安全性を追求する工学の一分野です。

写真を見るとちょっと大きく見えるかもしれませんが、実際にはコンパクトな設計で、重さも軽めの製品です。上の写真を見てもお分かりいただけるように、本体に添えた手(写真では右手)をガードする大きめのハンドプロテクタがあり、安全に使用することができるよう配慮されています。

安全性が高く、使いやすい製品なので、どなたにもおすすめできますが、特に電動工具を使う機会が少なく、電動工具について「ちょっと怖い」と思っている人におすすめです。

第3位 高儀 電気のこぎり DN-100

高儀電気のこぎりDN100

ストローク数(回/分) 0~2,200
ストローク長 約18mm
切断能力 木材:厚さ55mm 塩ビパイプ:外径60mm 軟鉄パイプ:外径32mm 軟鉄材:厚さ2.5mm
電源 AC100V
サイズ(長さ×幅×高さ) 約300×65×205mm
質量 約1.6kg

コスパ重視で選ぶ人におすすめ

高儀電気のこぎりDN100棚を切る

コスパがかなり良い電動ノコギリです。木材なら厚さ55mmまで切断する能力があり、家庭用としては十分な性能を持っていながら、価格は今回ご紹介している製品の中でも特に安価なものの一つです。

本体の上部にグリップがあり、上の写真のようにしっかりと両手で持って作業をすることができ、電動ノコギリに不慣れな人でも問題なく作業できます。木工用、塩ビ・PC用、鉄工用の3つのブレードが付いているので、様々な用途に利用することができます。

Amazonのカスタマーレビューでは75%以上の人が星4つ以上の評価です。星5つの人があまり多くないことからも分かるように、最高の性能の製品というわけではありませんが、低価格の製品ですから、値段分以上の価値はあるといえます。

第2位 マキタ 充電式レシプロソー JR184DRF

マキタ充電式レシプロソーJR184DRF

ストローク数(回/分) 0~3,000
ストローク長 13mm
切断能力 パイプ:直径50mm 木材:50mm
電源 18V(3.0Ah)リチウムイオンバッテリー
サイズ(長さ×幅×高さ) 398×81×220mm
質量 1.7kg(バッテリー含む)

マキタのプロ用コンパクトタイプ電動ノコギリ

9位でご紹介したもののプロ仕様といった印象の製品です。トリガスイッチとパドルスイッチの2つのスイッチがある点や、レシプロソー用の刃とジグソー用の刃の双方が使えるといった製品特徴が共通しています。

違いとしては、こちらの方が良いバッテリー・充電器が使われていて、使用時間が長く、充電時間が短くなっています。例えば、木材(2×4材)の場合、9位の製品では満充電で約20本切断できるのに対して、この製品は約50本切断できます。充電時間は、それぞれ約50分と約22分です。

また、この点はスペックとしては表れてきませんが、プロ用の電動工具は、DIY用と比べて、長時間・長期間の使用に耐えられるように頑丈に作られています。その分価格も高くなりますが、使用頻度が高い人、長時間の作業をする人には、プロ仕様のこちらの製品をおすすめします。

第1位 リョービ 電気のこぎり ASK-1000

リョービ電気のこぎりASK1000

ストローク数(回/分) 0~4,500
ストローク長 10mm
切断能力 庭木:径45mm 木材:厚さ40mm 軟鋼板:厚さ3.5mm
電源 AC100V
サイズ(長さ×幅×高さ) 334×63×127mm
質量 1.3g

グッドデザイン賞も受賞した使いやすいデザイン

リョービ電気のこぎりASK1000両手持ち

この製品のデザインをメーカーではD型ハンドルと呼称しています。普段は片手で持って作業することができるように、それに適したバランス設計がされていますが、しっかりと安定させたいときは、上の写真のように両手で保持することもできます。片手で使用するときには、手を保護する役割も果たしてくれる優れたデザインです。

とても良く売れている製品で、この記事を書いている時点のAmazonの売れ筋ランキングでも1位に輝いています(2017年12月現在)。また、カスタマーレビューの件数は300件を超えていて、今回ご紹介している中では最も多くのレビューが寄せられています。平均でも星4つ以上、8割近くの人が4つ以上を付けていますから、購入した人の多くがこの製品に満足していることが分かります。

電源コード式なので、電源が確保できない場所では使うことができませんが、電源がある場所に限定して使用する人には、幅広くおすすめすることができる製品です。

まとめ

電動ノコギリの選び方とおすすめの製品をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

電動ノコギリは、物を切断する電動工具の中では、比較的手軽に使えるもので、用途も広いものです。これまで電動工具に触れてこなかった人も、この記事を読んで「便利そうだな」と思ったら、安価なものでも構いませんから、一度試してみてください。

使ってみると、きっと便利さをお分かりいただけると思います。