地球儀

この記事でご紹介するのは地球儀です。地球儀には、学習用のものからインテリア用のおしゃれなものまで様々な種類があります。メーカーとしては、レイメイ藤井やリプルーグルなどがありますが、他にも多くの企業が地球儀を製作・販売しています。

地球儀には、地球を立体で表しているという平面の地図にはない大きな利点があります。平面の地図で本来は球面である地球を表現する場合、どうしても無理が生じます。地図の図法にもよりますが、土地の面積や形が実際とはかなり違ったように表現されてしまっています。

しかし、地球儀なら、地球の姿をかなり正確に再現できます。これは平面の地図には不可能なことです。また、「地球の裏側」といった表現がありますが、平面の地図で実感することはできません。「地球は丸い」ということを知るためには、地球儀はとても役に立ちます。

このように、地球儀には平面の地図にはない良さがありますから、一つ持っていて損はありません。この記事の選び方やおすすめ製品を参考にして、自分の用途に合った地球儀を探してください。



地球儀の選び方〈自分に合った製品を見つけよう!〉

子どもが持つ地球儀

ここからは、地球儀の選び方についてご説明していきます。後でご紹介するおすすめの製品を見ても分かるように、地球儀には様々なタイプの製品がありますから、自分に合った製品を選ぶための参考にしてください。

最初に用途をはっきりさせよう!

地球儀というと、子どもの学習用のものを思い浮かべる方が多いのではないかと思います。この記事でも、後でご紹介するおすすめ製品ではこのタイプの地球儀が中心になっています。しかし、実際には地球儀には様々な種類があります。この記事ではご紹介していませんが、数十万円以上もする個人では簡単には買えないような地球儀もあるのです。

学習用以外では、個人で購入する場合はインテリア用として購入される方が多いのではないでしょうか。地球儀は、アンティーク調のおしゃれな製品なども販売されていますから、書斎やリビングなどの部屋に置くと存在感のあるインテリアとして使えます。

学習用の地球儀も製品によってはインテリアの役割を果たせなくもありませんが、やはり見やすい地球儀とおしゃれな地球儀というのは、必ずしも両立しないものです。例えば、英語版の地球儀はおしゃれですが、実用性で選ぶなら、やはり日本語版が良いということになりますし、国旗付きの地球儀は学習用には向いていますが、インテリアにするには不向きです。地球儀の購入を検討するときは、まず用途をしっかり決めて、それに合ったものを選ぶと、購入した後で後悔することがなくなります。

知っていましたか?地球儀の地図の2つのタイプ

意識して見ていないと案外気が付かないのですが、地球儀に書かれている地図には、主に2つのタイプがあります。行政タイプと地勢タイプです。

行政タイプというのは、国や地域の行政区分ごとに色分けがされたものです。国の境がはっきり分かり、どこにどんな国があるのか一目瞭然なので、政治や文化などの学習に向いたタイプです。小学生くらいまでの子どもの学習用として販売されている地球儀には、このタイプが多くなります。

これに対して、地勢タイプは、土地の標高や地形の特徴などが分りやすく描かれたタイプです。国境は線だけで示されています。山岳や砂漠、森林などの分布が分かりやすいので、自然環境について学ぶのに適しています。

最近では、この2つのタイプの他に、衛生写真の画像を利用したものなどもあり、バリエーションが増えています。地図のタイプは、その地球儀でどんな情報を知りたいのかに合わせて選ぶ必要があります。

思ったよりも大きい!地球儀のサイズ確認はしっかりと

地球儀を購入する際に、盲点になりがちなのが大きさです。デパートなどの売り場で見るとそうでもないのですが、普段から家に置いておくとなると、地球儀というのは思ったよりも大きいものです。特に机の上に置いておく場合には、作業の邪魔にならない大きさかどうか確認してから購入するようにしてください。

ただし、地球儀に記載されている情報は、基本的にサイズが大きいものほど詳細になります。より細かい情報が欲しい場合は、大きめの地球儀を購入することをおすすめします。

大きさの目安としては、一般的なもので25cm~30cm程度、子どもの学習用の少し小さなタイプで20cm程度です。

インテリア用なら、台座・アームに高級感があるものを

インテリア用に地球儀を購入する場合、あまり安っぽいものでは用をなしません。地球儀に高級感・重厚感を求める場合は、台座やアームの素材に注目するといいでしょう。台座が木製でアームが金属製のものは、高級感があってインテリア用に向いています

逆に子どもの学習用には、子どもでも簡単に持ち歩けるように、もっと軽い素材であるABS樹脂(プラスチックの一種)製のものの方が向いています。用途に合わせて選ぶことが重要です。

地球儀のおすすめ製品ランキング

ここからは、おすすめの地球儀をランキング形式でご紹介します。様々なタイプの製品を取り混ぜてご紹介していますので、自分に合った製品がないか探してみてください。

第10位 渡辺教具製作所 衛生地形地球儀WP No.3300(木台)

渡辺教具製作所衛生地形地球儀WP3300

地図のタイプ 地勢タイプ
球径 32cm
台座・アーム 木製・スチール製
サイズ(幅×奥行×高さ) 355×320×420mm
重量 2.0kg

実用性に優れた、本格的な大人の地球儀

渡辺教具製作所衛生地形地球儀WP3300日本周辺

今回ご紹介している中では、一番高価な製品です。情報量もかなり多い製品ですが、球径が大きめの32cmですから、書かれている文字も読みやすく、実用性が高いものとなっています。木製の台座で、ほどよい高級感があります。

地図は塩ビシート印刷で、シールを貼っても剥がしやすく、ホワイトボードマーカーで書き込みをしても消しやすくなっています。ビジネスや学習の際にメモをしながら検討することも可能です。オフィス用品としての需要にもこたえることができる製品です。

高い実用性がありながらインテリアとしても魅力的な、子どもの学習用とは一線を画する大人のための本格的な地球儀です。

第9位 ドウシシャ パーフェクトグローブHORIZON PG-HR14

ドウシシャパーフェクトグローブHORIZONPG-HR14

地図のタイプ 行政タイプ
球径
台座・アーム
サイズ(幅×奥行×高さ) 約337×266×381mm
重量 1.33kg

音声で各種情報を教えてくれる「しゃべる地球儀」

ドウシシャパーフェクトグローブHORIZONPG-HR14ななめ

付属のタッチペン(パーフェクトペン)で、地球儀上の国をタッチすると、知りたい情報を教えてくれる「しゃべる地球儀」です。情報は、全29テーマ。29の内訳は、15種類の情報(人口・面積・地理・通貨・言語など)、6種類の比較(人口・面積など)、6種類のクイズ(国・首都など)、2種類の知識(地球の事実・驚きの事実)となっています。

様々な情報にアクセスすることができるだけでなく、年齢別に3段階(5~10歳・11~14歳・15歳以上)のデータが用意されていて、小さなお子様・幼児でも興味を持って学ぶことができるように配慮されています。

ちなみに、この製品はパーフェクトグローブの中間機種に当たります。上位機種として、パーフェクトペンに液晶モニターが付いていて映像情報も参照する機能があるGAIAがあり、入門機種として、テーマが19に絞られたTREASUREがあります。

HORIZONとGAIAについては、情報がネット経由で随時更新されるサービスがあり、情報が古びてしまう心配がありません。情報更新サービスは、登録後1年間は無料、その後に有効期間を更新する際には料金がかかります。データ更新は、製品の製造終了から1年間実施されます。

第8位 MECO Magnetic Levitation Floating Globe

MECO磁気浮上地球儀

地図のタイプ 地勢タイプ
球径 6インチ(約15cm)
台座・アーム
サイズ(幅×奥行×高さ) 180×180×50mm(ベース部分)
重量 1.3kg(発送重量)

磁気の力で浮かぶ地球儀

MECO磁気浮上地球儀手をそえて

浮かぶ地球儀です。球径は小さめですし、表記は英語なので、あまり実用性があるものではありません。不思議な印象で子どもに興味を持たせることはできるかも知れませんが、学習用としては難しいでしょう。基本的にインテリア向けの製品です。

インテリアとしては、地球が浮遊する感じが面白く魅力的です。浮遊・回転して、LEDも点灯します。男性・女性を問わず、プレゼントにしても喜ばれる製品です。使用する際にはACアダプターを接続して電源を取ります。電源が近くにある必要があるので、どこにでも置けるというわけではありませんし、持ち運びもしないことが前提になりますが、インテリアとして使うには問題にはならないでしょう。

ちなみに、今回はご紹介していませんが、自動回転する地球儀には「MOVAグローブ」という室内光だけでも自転する製品もあります。一時はかなり話題にもなっていた製品ですから、ご興味がある方は、こちらも調べてみてください。

第7位 昭和カートン 絵入りひらがな地球儀 21-HPP

昭和カートン絵入りひらがな地球儀21-HPP

地図のタイプ 行政タイプ
球径 21cm
台座・アーム ABS樹脂・ポリスチレン
サイズ(幅×奥行×高さ) 310mm
重量 767g(発送重量)

イラスト入り、ひらがな表記の子ども向け地球儀

ひらがな表記・イラスト入りの地球儀です。国名・都市名などがひらがなで書かれています(一部は漢字にルビ)。イラストには、その国や土地の名物などが描かれています。例えば、中国ならパンダ、オーストラリアにはカンガルーといった具合です。小学校入学前、あるいは低学年の子どものための「初めての地球儀」としておすすめです。

この「絵入りひらがな地球儀」には、台座が木製の少し高級なものや、一回り大きい球径26cmのものもあります。もっとも、子どもは少し大きくなると、あからさまに子ども向けのものは嫌がるかもしれませんから、最初は低価格のこの製品を買っておいて、その後は子どもの意見も聞いた上で他の製品に買い換えることを検討すると良いのではないでしょうか。

第6位 レイメイ藤井 ライト付き二球儀 OYV273

レイメイ藤井ライト付き二球儀OYV273

地図のタイプ 行政タイプ
球径 25cm(月球儀13cm)
台座・アーム ABS樹脂
サイズ(幅×奥行×高さ) 250×300×450mm
重量 1.18kg

地球儀+月球儀。ライトを付ければ天球儀にも

レイメイ藤井ライト付き二球儀OYV273ライト点灯

地球儀に月球儀がセットになった製品です。ライト付きで、ライトを付けると地球儀は天球儀になります。天球儀というのは、星の位置を示したものです。月球儀には、月の地名や探査機の着陸場所などが記載されていて、天球儀には、88の星座が記載されています。

地球だけでなく、月や星座についても学ぶことができる製品です。フレームが樹脂性で、あまり高級感があるものではないのですが、光る天球儀はおしゃれなので、インテリアとしても魅力があります。

ちなみに、天球儀に記載されている星座は、私たちが普段目にしているものとは左右が逆になります。言葉に書くと分かりにくいのですが、天球儀というのは、天球儀の真ん中に自分がいたとして、そこから空を見ている状態を球の表面に書いたものです。つまり、天球儀を見るときは、宇宙を外側から見ているような状態になるので、左右が逆になるのです。

第5位 リプルーグル ワールドオーシャンシリーズ オセアニア33874

リプルーグルワールドオーシャンシリーズオセアニア33874

地図のタイプ 地勢タイプ
球径 30cm
台座・アーム 木・金属
サイズ(幅×奥行×高さ) 435mm
重量 1.4kg

世界最大の地球儀メーカーの製品

「リプルーグル」というのは、アメリカの世界最大の地球儀メーカーの名前です。アメリカの歴代大統領が愛用している地球儀が同社の製品であることからも分かるように、地球儀の世界トップメーカーです。今回のランキングではご紹介していませんが、数十万円以上もする高級品の販売も行っています。この製品も少し価格は高めの製品ですが、その分品質の面は確かなものです。

地球儀としての特徴は、この「オセアニア」は、海洋地形がリアルに陰影で描かれたタイプで、山岳部は隆起加工が施されています。東西方向だけでなく、南北方向にも転回する構造なので、東西方向にしか転回しない地球儀では見難くなってしまう南半球の地形もとても見やすくなっています。

木製の台座と金属製のリングが使用されている高級感がある製品ですから、インテリア用にも適しています。多少値段は張っても、高品質の製品が欲しいという方におすすめです。

第4位 レイメイ藤井 衛生画像地球儀 OVY257

レイメイ藤井衛生画像地球儀OYV257

地図のタイプ 衛生画像タイプ
球径 30cm
台座・アーム スチール・スチール
サイズ(幅×奥行×高さ) 310×305×420mm
重量 2.0kg

リアルな衛生画像を使用。夜の地球も楽しめる

レイメイ藤井衛生画像地球儀OYV257夜の画像

衛生画像のデータを元にして作成された地球儀です。従来のものよりも、よりリアルに地球が再現されています。世界の主要な宇宙観測施設なども記載されているので、宇宙に興味がある人には特におすすめです。

ライト付きで、ライトを点けると夜の地球になります。世界の経済活動が活発な地域が明るく光ります。自然が豊かな地域は暗いままなので、自然環境問題について考えるきっかけになったりもします。従来のものとは違う斬新な地球儀です。

ちなみに、この製品も含めて、ライト付きの地球儀は、それだけで照明の代用になるほどには明るくありません。照明器具として購入しても期待はずれの結果になりますから、ご注意ください。

第3位 オルビイス コロンボ

オルビイスコロンボ

地図のタイプ 行政タイプ
球径 25cm
台座・アーム 木・PS樹脂
サイズ(幅×奥行×高さ) 350mm
重量 650g

アンティーク調のおしゃれな地球儀

オルビイスコロンボアジア周辺

メーカーのHPの記載によると、メーカー名はオルビイスまたはオルビィスと書いてオルビスと読むそうです。イタリア製の地球儀なのですが、オルビイスは日本の会社で、オルビイスが日本語版の文字を作成したものを、イタリアのテクノディダディカ社が製造しているという形になっています。

この製品は、アンティーク調でおしゃれな仕上がりになっていますから、インテリアとしての地球儀を探している人におすすめです。ただ重さ650gと軽量に作られているので重厚感はあまりありませんから、この点を重視する人には向いていません。

なお、この製品を購入する場合の注意点として、この製品は球がクルクルと軽く回るようには作られていません。もちろん回らないわけではなく、少し力を入れて回せばその分だけ回ります。これは日本製とイタリア製の違いです。勢いで回りすぎることがないので、地図を見るためにはむしろ適した仕様といえそうです。この点は承知した上で購入を検討してください。

第2位 デピカ グローバ地球儀13 073011

デピカグローバ地球儀13073011

地図のタイプ 行政タイプ
球径 13cm
台座・アーム
サイズ(幅×奥行×高さ) 180mm
重量 152g

小さい・軽い・安い

デピカグローバ地球儀13073011アップ

地球儀というのは結構大きなものです。一般的な地球儀の中では小さめな球径20cmのものでも、実際に手にとってみるとかなり大きく感じます。一方で、あまり小さ過ぎるものは見難くなってしまいますし、記載されている情報も限られたものになってしまいます。

この製品は、今回ご紹介している地球儀の中では最小のものです。ある程度の実用性を備えた地球儀としては限界に近い小ささなのではないかと思います。メーカーのデリカは、学童用文房具を中心に製造販売を行っているメーカーですから、子どもの学習机の上に置くような場合を想定した製品なのでしょう。

コンパクトながら、小学生くらいの子どもが参照するには十分な情報が記載されていますから、子ども用としては十分なものです。小さいだけに安価ですから、コンパクトで低価格の地球儀をお求めの方にピッタリな製品です。

第1位 レイメイ藤井 小学生の地球儀 OYV11

レイメイ藤井小学生の地球儀OYV11

地図のタイプ 行政タイプ
球径 20cm
台座・アーム ABS樹脂・MDF
サイズ(幅×奥行×高さ) 205×205×330mm
重量 520g

学校の先生と共同開発!小学生のための地球儀

レイメイ藤井小学生の地球儀OYV11スケール使用

学校の先生と共同で開発された「小学生のための地球儀」です。小学生が学校で使用する地図帳に合わせた作りになっていて、地名表記が国名と主要都市に絞られていたり、「山の高さNo.1」といった世界のNo.1表記で子どもの興味を引く工夫がされていたりと、子どもの学習のために最適な地球儀として製作されています。

このような製作意図によって作られたものなので、インテリア用としては向いていませんし、大人が使用する場合には情報量がもの足りないといったこともあるかもしれません。ただ小学生が使う上では、最も使いやすい地球儀といえます。

また、レイメイ藤井の地球儀にはインテリア用などの一部の製品を除いて、オリジナルの「地球儀スケール」が付いてきます。2点間の距離が測れるのはもちろん、方位を調べることもできますし、日本の大きさが分かる図が入っていて、日本と他の国の大きさを比べることができます。

どなたにもおすすめできるようなタイプの製品ではありませんが、小学生のお子さんに買い与える際には、候補として是非検討していただきたい製品です。

まとめ

地球儀の選び方とおすすめの製品をご紹介しました。気に入りそうな製品は見つかりましたでしょうか。ここでご紹介しきれなかった地球儀にも魅力的なものは沢山あります。この記事の選び方も参考にして、お気に入りの地球儀を是非見つけてください。