疲労回復の市販薬・おすすめ10選!症状&効果別のまとめ

ドラッグストアで買い物をする女性と薬剤師

疲労回復に効果的な市販薬は、多く売られています。薬品だけでなくサプリメントまで含めると、膨大な数になります。

その中から自分に合う市販薬を選ぶためには、下の2点を意識するのがいいでしょう。

自分に合う市販薬を選ぶためのポイント
  • 「即効性」を求めるか「持続性」を求めるかを決める
  • 「疲労の原因・症状」が特徴的なら、それに合うものを選ぶ

以下、これらの点に着目した時「具体的に、どの市販薬がいいのか」というおすすめを書いていきます。

「サプリメント」で疲労回復したい人におすすめのサプリ

お皿に乗ったサプリメント
市販薬(医薬品)を紹介する前に疲労回復に効くサプリをいくつかご紹介します。医薬品の方が効果は高いのですが、反面「何年間も、ずっと飲み続けるのは良くない」というデメリットもあります。

これは医薬品が良くないということではなく、「虫歯の治療を、毎日しているのはおかしい」というのと同じです。疲労回復でも何でも、医薬品はあくまで「応急処置」として使うものであり、日常で服用し続けるものではないのです。

そのため、日常生活で長く使うのであれば、サプリメントもおすすめです。即効性については、医薬品ほどは期待できませんが、その分安全性も高いと言えます。

疲れた体のご褒美サプリ【すっぽん小町】

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すっぽん小町の商品情報
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1日の目安:2粒
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エネルギー生産効率がUP【クエン酸&BCAA】

クエン酸&BCAA

「クエン酸が疲労回復に効く」というのは、長く定説になっていました。最近になって「クエン酸は、疲労回復に効果なし」という学説が主張されるようになりましたが、情報をよく読み込むと、やはり効果があるようです。

少し医学的な話になりますが、まずこの点を説明します。これが説明できれば、名前通りクエン酸をメインに含んでいる「クエン酸&BCAA」は、そのまま疲労回復の効果も期待できる、と言えるからです。

否定されたのは「メカニズムの一部」だけ

クエン酸が疲労回復に効果的と言われてきた理由は、いくつかあります。そのうち一つが「乳酸を除去する」というものでした。
「クエン酸が乳酸を除去する」という働き自体は、確実です。しかし、近年変わったのは「そもそも、乳酸は疲労の原因ではない」ということです。この説は、今のところは確かなようです。(少なくとも、国立機関はそう評価しています)

別の「疲労回復の効能」はある

クエン酸が疲労回復につながる「もう一つ」のメカニズムとして「クエン酸回路」があります。名前を見てわかる通り、むしろこちらがメインです。
クエン酸回路は、高校の生物の序盤で登場します。「ATP」を生産する場所ですね。ATPは、人体のエネルギーの基本要素です。

ATPは「細胞の修復」に必要なものです。細胞の修復には「タンパク質」などの「材料」も必要ですが、「修復する人材」も必要だからです。家の修理で言うなら下のようになります。

家の修理の場合"]
  • 建築資材…タンパク質などの栄養
  • 大工さん…人体
  • 大工さんに払うお給料…ATP

よく「ATPは人体のエネルギー通貨」と言われますが、わかりやすく例えると、こういうことなのですね。「大工さん」ではないけど「大工さんを動かすお給料になる」ということです。

そして、このATPを生産するために、クエン酸回路の活性化が必要で、そのためにクエン酸が役立つ、ということです。この部分の効能は否定されていません。「クエン酸は、疲労回復に効果なし」という新説は、あくまで「一部分」しか見ていないわけですね。

以上、重要な説明なので少々長くなりました。このようにクエン酸は、今でも「疲労回復に効果がある成分」と言えます。そして、それを豊富に含んでいるサプリメントの「クエン酸&BCAA」も、特に「エネルギー不足の改善」という点で、疲労回復の効果が期待できるということです。

(なお、BCAAとは「バリン・ロイシン・イソロイシン」のことで、必須アミノ酸の中でも「分岐鎖アミノ酸」と呼ばれるものです。筋肉の疲労回復に、特に重要な成分です)

抗酸化作用で疲労の予防に【還元型コエンザイムQ10】

還元型コエンザイムQ10

コエンザイムQ10は「抗酸化作用」で知られる物質です。「抗酸化作用は体にいい」というのは、多くの人が知っているでしょう。

正確には、「抗酸化が良い」というより「酸化が悪い」のです。抗酸化は「それを防ぐ」という点で、「治療より予防に近い」効果なのですね。

すでに酸化した細胞は、コエンザイムQ10でも改善できません。しかし、そうした細胞もやがて死滅して、排出されます。一方、「新しく生まれた細胞」が酸化しなければ、やがて「全く酸化していない体」になるのです。(全くというのは、あくまでイメージですが)

このような仕組みで、コエンザイムQ10を含むサプリメントは、疲労回復にも効果が期待できるのですね。そして、コエンザイムQ10には「還元型」と「酸化型」があるのですが、人体で活用できるのは「還元型」だけなので、こちらが重要なのです。

サプリメント「還元型コエンザイムQ10」は、名前通りこの成分を豊富に配合しているので、抗酸化による疲労回復が期待できるというわけです。

「即効性・持続性」で選ぶ

女医に相談する患者の女性

ここからは、疲労回復に効く市販薬について解説していきます。

疲労回復だけでなく、すべての市販薬を選ぶ時、「即効性・持続性」があるかどうかが最初の基準になります。目の前に大仕事が迫っている時などは、即効性が必要でしょうし、そうでなければ持続性を重視した方がいいでしょう。

ここでは「両方のバランス」「持続性」「即効性」の3点で、それぞれおすすめの市販薬を紹介します。

即効性・持続性のバランスがベスト「補中益気湯」

補中益気湯

補中益気湯は、代表的な漢方薬の一つ。西洋医学の病院でもよく使われます。金王朝の時代(1115年~)に書かれた医学書『弁惑論』にも登場している生薬で、歴史も長いです。

漢方薬の中でも特に使用頻度が高く、歴史が長いという点で、安全性や持続性については、他の疲労回復の市販薬を、相当上回っていると言えます。また、即効性が問われる西洋医学の病院でもよく使用されることから、漢方薬としては、即効性も期待できる部類になるでしょう。

漢方薬というと「健康的だが、サプリメントの延長」のように思っている方もいるかも知れませんが、サプリメントとは根本的に違います。サプリメントは「効果が低めだが、代わりに副作用もない」ということで「医薬品」の指定はされていません(食品になります)。

一方、補中益気湯は「第2類医薬品」という「第3類」よりも厳しい規制を受ける薬品に分類されています。規制が厳しいということは「効果も高い」ということです。

その分、通常なら「副作用」の可能性もサプリメントよりは高まるわけですが、補中益気湯はここまで書いた通り「長く広く使われてきた漢方薬」なので、その点でも安心ということです。

長期で、本質的な疲労回復をしやすい「パニオンコーワ錠剤」

パニオンコーワ錠剤

パニオンコーワ錠剤は、効能に「疲労回復」と明記されています。実は、これは他の市販薬にはほぼ書かれていないのです。上に挙げた「補中益気湯」ですら書かれていません。その他の「第2類医薬品」も同様です。

補中益気湯など、他の市販薬では「疲労倦怠などの症状に」という表現をされています。つまり「疲労回復できます」という宣言ではなく、「疲労倦怠している方は、これを使ってみて下さい」という、かなり控え目な表現なのです。

パニオンコーワ錠剤も「第2類医薬品」で、効能などの表示はかなり厳しく審査されています。それでも「疲労回復」と明記できるくらい、医学的なエビデンス(根拠)がしっかりしているということです。

パニオンコーワ錠剤のデメリットがあるとしたら「効果が出るまで、やや時間がかかる」と言われることです。個人差はありますが、疲労回復の効果を実感するまで、大体2週間程度かかると言われます。

逆に言うと、エナジードリンクなどで「回復した気分」になるのではなく、血流の改善など、本質的な部分から働きかける市販薬である、とも言えます。

即効性重視で疲労回復をしたいなら「ユンケル黄帝顆粒」

ユンケル黄帝顆粒

ユンケルは、多くの日本人が知っているでしょう。エナジードリンクと分類されることもありますが、立派な「第2類医薬品」なので、即効性も医学的なエビデンスもかなりあります。

逆に同じ「エナジードリンク」と言われる商品でも、分類が「清涼飲料水」になっているものは、疲労回復のエビデンスは少ないと思って下さい。あくまで「気分的に、回復したような気がする」というものです。

もちろん、疲労も気分によって大分回復するものなので、これらのエナジードリンクでも、効果はある程度期待できます。これは個人の嗜好によってかなり差が出るものです。

何にしても、ユンケル黄帝顆粒はそのような「清涼飲料水」のエナジードリンクとは違い、疲労回復の効能を厚生労働省も認可している、確かな市販薬ということです。

即効性については、薬剤師の方々の評判を聞く限り、同じ西洋薬であるパニオンコーワ錠剤よりも高いとされます。逆に長期的で本質的な疲労回復となると、パニオンコーワ錠剤や、補中益気湯の方が良いと評価されています。

「食生活が原因」の疲労回復に

ベイクドサーモンとサラダ

食生活が原因の疲労を回復させるには、本来は「食生活を改善する」のがベストです。しかし、忙しくてそれができない方も多いでしょう。ここではそのような時に、「疲労の原因となる栄養素の不足」を補える、市販薬を紹介します。

飲み過ぎの方の疲労回復に「ハイチオールC」

ハイチオールC

ハイチオールCには「L-システイン」という成分が豊富に配合されています。L-システインは「代謝を活性化する成分」であり、肝臓の働きを活発にします。そのため、効能にも「二日酔いが気になる方に」と明記されています。

もちろん、二日酔いだけでなく疲労回復の効能もあります。同じ疲労の中でも「最近、アルコールを摂り過ぎているな」という自覚がある場合には、ハイチオールCを試してみるといいでしょう。

他の疲労回復の市販薬と比較して、ジェネリック医薬品も出ているため、ハイチオールCと同等の効果を持つ市販薬が、より安価で手に入るというのもメリットです。(より安全性が高いのは、ハイチオールCですが)

野菜・ビタミンの不足による疲労回復に「アリナミンEXプラス」

アリナミンEXプラス

アリナミンは、疲労回復・滋養強壮の市販薬として特に有名なものです。栄養ドリンクなどを飲まない方でも、「アリナミンEX」というシリーズの名前だけは聞いたことがあるでしょう。アリナミンのシリーズ商品は多くありますが、その中の「EXプラス」は、特にビタミン類が豊富に配合されているものです。

武田薬品グループが開発した「ビタミンB1誘導体フルスルチアミン」の他、ビタミンB6・ビタミンB12など、主に「ビタミンB群」の配合量が豊富です。

栄養素の摂取について「ビタミンやミネラルを摂りましょう」というのは、あまり目新しく聞こえず、さほど特別な効果がないような気がするかも知れません。しかし「そのくらい飽きるほど聞かされてきた」ということは、「一番大事」ということでもあります。

「初めて名前を聞くような成分」より、ビタミンA・ビタミンCのような「普通の成分」の方が、実はずっと重要なのですね。もちろん、野菜などの料理で豊富に摂取できれば一番いいですが、ビタミンは加熱すると死んでしまうなどの難点もあります。

そのため、料理・食事でビタミンを摂取する自信がない方で、疲労回復の原因がビタミン不足であると自覚できる方は、アリナミンEXプラスを試してみると良いでしょう。特にビタミンB類を摂取する方法として、有効な選択肢になるはずです。

(第3類医薬品である分、普通のマルチビタミンのサプリメントやビタミン剤より、高い効果が期待できます)

2-太っている・メタボの方の疲労回復に「ロン三宝内服液A」

ロン三宝内服液

ロン三宝内服液Aは「カルニチン」を豊富に含有しています。カルニチンは「脂肪燃焼を助けるアミノ酸」として、近年注目されている成分です。

ロン三宝内服液A自体は、脂肪燃焼を目的とした薬品ではありません。そもそも、薬品で「脂肪燃焼」を謳うものはほぼ皆無です。サプリメントだったらありますが、それはあくまで「効能について、厳しい審査を受けない」から使えるキャッチフレーズなのです。

そのため、「ロン三宝内服液=脂肪燃焼」とは考えないでいただきたいですが「他の疲労回復の市販薬より、体内で脂肪燃焼につながる有効成分が多い」ということは確かです。つまり、本来の目的の疲労回復に加え、脂肪燃焼の促進の効果も、他の疲労回復薬よりは期待できるということです。

「第3類医薬品」である以上「カルニチンのサプリメント」などより、効果は明らかに期待できます。疲労回復だけでなく、カルニチンによる脂肪燃焼にも興味がある方は、サプリメントよりロン三宝内服液Aを試していただく方が良いでしょう。

「運動不足が原因」の疲労回復に

ストレッチをする女性

現代人の疲労は「運動不足」が原因のものも多くあります。運動しなければ血行が悪くなりますし、筋肉なども硬直するので、それによって疲労倦怠の症状が起きるわけですね。
ここでは、そのような「運動不足が原因」という疲労の回復に、効果が期待できる市販薬を紹介します。

貧血・運動不足・冷え性から来る疲労に「十全大補湯」

十全大補湯

十全大補湯は、漢方薬の中でも特に「血流促進」の効果が高く、「疲労回復のために、よく用いられる」ものです。「十全大補」とは「完全に補う」という意味で、指先などの毛細血管も含め、「全身の血流をくまなく改善する」というイメージだと思ってください。

補中益気湯と同様、漢方薬なので副作用がほぼないという点でも安心できます。また、長期的に疲労回復をしていきたい、という方にも向いています。逆に即効性では、同じ血行促進系の市販薬でも「L-アルギニン・L-シトルリン」などを配合するものが良いでしょう。

デスクワークの眼精疲労に「キューピーコーワiプラス」

デスクワークが多く、眼精疲労が特に気になる方には、「キューピーコーワiプラス」がおすすめです。このシリーズは「キューピーコーワゴールド」などで有名なので、アリナミン・ユンケルなどと同じく、多くの方が耳にしている名前でしょう。

「iプラス」という名前でもわかる通り、「アイ=眼球」の疲労回復に、特に焦点を当てたものです。眼精疲労は目が疲れるというだけではなく、頭痛・肩こり・めまい・吐気などの諸症状の原因にもなるので、これらの症状が気になっている方にもおすすめです。

肩こり・腰痛を伴う疲労の回復に「ナボリンS」

ナボリンS

ナボリンSは、筋肉疲労の改善に効果がある「ビタミンB1」を豊富に含んでいます。筋肉疲労は、肩こりや腰痛の原因の特に大きなものですから、これをまず改善することが期待できます。

また、運動不足による血流の悪化で、肩こりなどが起きることもよくあります。これに対してもナボリンSは、血流を促進する「ビタミンE」を多く含有しているので、症状の改善が期待できます。

その他、末梢神経の損傷を回復する「活性型ビタミンB12」(メコバラミン)も配合しており、さらにそのメコバラミンの効能を助ける「葉酸」も含んでいます。

これらの成分によって、疲労回復の市販薬の中でも、特に「腰痛・肩こり・関節痛」などに効果が期待できるということです。

「女性におすすめ」の、市販の疲労回復薬

笑顔で楽しそうな女性
最近は、大企業での若い女性の過労死も問題になっていますが、同じように疲労倦怠を抱えながらお仕事をされている女性も多いでしょう。ここでは、そんな女性におすすめの、疲労回復の市販薬を紹介します。

疲労が原因の肌荒れ・口内炎に「チョコラBBプラス」

チョコラBBプラス

チョコラBBの名前は、働く女性だったら誰もが知っているでしょう。名前がサプリメントや栄養ドリンクのようですが、れっきとした「第3類医薬品」です。つまり、表示されている効能も安全性も、サプリメントより信ぴょう性が高いということです。疲労回復の効果に加え、チョコラBBは特に「美容」の面での効能も期待できます。

女性が服用することを想定して、他の男性向けの疲労回復薬より、そうした成分にバランスを傾けているからです。

(逆に「うっしゃ!やるぞ!」という感じの気合いが高まる成分は、男性向けの市販薬の方が高いでしょう。例えば受付や電話応対・秘書などの女性だと、あまりこういうアドレナリンが出てしまうと、相手を緊張させてしまうことがあるからです)

チョコラBBプラスは、公式サイトでもハッキリ「肌荒れ・にきび・口内炎に」と明記しているくらい、これらについても効能が期待できる薬品です。

繰り返し書いている通り、こうした効能は「サプリメント」だと厚生労働省が審査したわけではありませんが、「医薬品」の場合は、かなりのレベルまで精査されています。そのため、「ただの宣伝」ではなく、一定以上の効果が確かに期待できるということです。

具体的には、チョコラBBプラスは特に「活性型ビタミンB2」を豊富に含んでいます。この成分は「細胞の新陳代謝を助ける」効果があり、肌細胞のターンオーバー(再生)にも、効能が期待できます。

また、疲労していなくても、単純に口内炎やニキビが気になる、という時に服用してもいいでしょう。

美味しいドリンク型の市販薬なら「ハイゼリーB」

ハイゼリーB

女性は男性より五感が敏感なので、市販薬の味についても、こだわる方が多いでしょう。そうした女性向けの「味がおいしい」疲労回復の市販薬に「ハイゼリーB」があります。

名前は栄養補給ドリンクのようですし、下手をすると自販機で売っている清涼飲料水のようですが、実は「第2類医薬品」です。この記事で紹介している市販薬は、最初の3つ以外すべて「第3類医薬品」ですが、ハイゼリーBは第2類なので「さらに高い効果が期待できる」ということです。

(少なくとも、それだけ規制が厳しい強い成分を含んでいて、厚生労働省の審査もクリアしているということです)

このように、ただ「美味しい」だけではなく、疲労回復の効能も期待できる市販薬なので、「美味しいドリンクで、疲労倦怠を改善したい」という女性に、特におすすめです。

(なお、美味しいドリンク剤というと、糖の含有量が多いのではないか、と気になる女性もいるかも知れません。しかし、医薬品である以上、ハイゼリーBは糖質の量も控え目になっているので、この点も安心です)

疲労回復の市販薬・よくある質問

読書をしながら考える女性
ここまでは、個別の市販薬・サプリメントと合わせて、疲労回復のメカニズムを紹介してきました。ここからは、疲労回復の市販薬に関する、全体的なよくある質問をまとめていきます。

医薬品とサプリメントの違いは?

医薬品の方が効果が高いです。これはよくある「企業の宣伝」ではなく「厚生労働省のお墨付き」です。簡単に言うと、製薬会社が厚労省に対して、下のような説明をするのです。

「この薬品には、疲労回復の効果があります。なぜなら、L-システインを配合しているからです。L-システインの代謝活性効果には、このような論文・研究結果があります」

そして、厚労省がこの論文や研究を精査し、「信ぴょう性が高い」と判断したら、医薬品として認可されるのです。一方、サプリメントはもっと簡単な審査しか受けていないので、表示できる効果に制限があるのです。

効果が高いと、副作用のリスクもある

これは全ての薬で言えることですが、効果が高いということは、それだけ副作用のリスクもあります。一番副作用がないのは、「ただの食べ物」ですからね。薬はその逆なので、効果もある反面、場合によっては副作用もあるのです。

つまり、「医薬品の方が、サプリメントより効果が高い」というのは、悪く見れば「医薬品の方が、リスクがある」ということでもあります。もちろん、これは「医薬品は良くない」ということではありません。あくまで「安全性を取るか、効果を取るか」ということです。

もし現時点で病気を抱えていて、何か別の薬を服用しているなどのことがあれば、疲労回復の目的でも、市販薬よりサプリメントを利用した方がいいかも知れません。(もちろん、どちらにしても医師に相談するのがベストですが)

市販薬と処方薬の違いは?

処方薬は、正確には「処方箋医薬品」といいます。「病院で処方箋を発行してもらって、それを持って薬局に行く」という形で、薬をもらいます。

言うまでもなく、この方が安全性も高く、高い効果も期待できます。医師がいわゆる「ヤブ医者」でなければ、自分で適当に市販薬を飲むよりは、こちらの方が良いでしょう。

ただ、普通の方の疲労回復の場合は、さすがに病院に行くほどではありません。そのため、ほとんどのケースでは「市販薬で十分」と言えます。(市販薬は、薬局・ドラッグストアで自分で購入できるものです)

「第2類&3類 医薬品」「医薬部外品」などの意味は?

「第2類・第3類」というのは、上に書いた「厚労省の審査・規制」の厳しさを表します。厳しい順に並べると、下のようになります。

審査の厳しい順番"]
  • 要指導医薬品
  • 第1類医薬品
  • 第2類医薬品
  • 第3類医薬品
  • 指定医薬部外品
  • 医薬部外品

「第1類~第3類」の区別は、そのままなのでわかりやすいでしょう。英検のようなものですね。その他の種類を説明します。

医薬部外品とは

医薬部外品とは「準・医薬品」という意味です。「医薬品ほど厳しくないけど、サプリメントよりは厳しく審査する」というものです。効能と安全性は、両者の中間だと思ってください。

「指定医薬部外品」というのは「昔は、医薬品だった」ものです。つまり「最初から医薬部外品」という薬品よりは「効果が強め」と考えられます。(その分、副作用も強めという可能性があります)

成分の配合で、効果はわかる?

これはある程度わかります。特に医薬品の場合は、かなり信用できます。理由は、厚労省の審査は「配合まで見ている」からです。

「飲み合わせ」という言葉があるように、市販薬の成分は「単一」では判断できません。必ず「他の成分との配合」を審査する必要があります。

そして、医薬品であるということは「その審査を通った」ということなので、表示されている効果が「厚労省によって、ある程度保証されている」ということなのです。

実際、書かれている効能はほとんど控え目です。疲労回復の市販薬でいうと、「パニオンコーワ錠剤」で書いた通り「疲労回復」と効果が明記されている市販薬は、ほぼないのです。(パニオンコーワ錠剤は数少ない、明記されている市販薬です)

これだけ厳しい検査を受けているので、市販薬に書かれている成分の配合や、それによる効果は、かなりのレベルまで信用できるということです。

市販薬・サプリで疲労回復!健康体をキープしよう

自然の豊かな場所で、笑顔の女性

以上、疲労回復の効果が期待できる市販薬・サプリメントを紹介してきました。途中でも少し触れましたが、あくまでこれらは「一時の応急処置」として使うものです。

栄養不足については、日頃の食生活を改善するのが一番ですし、運動不足も同様です。人によっては睡眠不足を解消することや、ストレスの原因となっているものを整理する…、などのことが必要でしょう。

どのやり方でも共通することは「生活自体を改善するのが、一番の疲労回復」ということです。もちろん、それをやるための「最初の原動力」が必要ですので、そのために疲労回復の市販薬やサプリメントは、役に立ちます。

そうして最初の元気を得て、生活が改善に向かったら、後はできるだけ市販薬を減らし、サプリメントに切り替えていく、という流れがいいでしょう。

そうした「良い流れ」を作るための第一歩として、ここで紹介した疲労回復の市販薬・サプリメントを、活用していただくといいでしょう。